SEという職業をやっている人は性格の悪い人、人格破綻者が多いです。
その理由は、
- IT関係やSEというパソコンで仕事をする職業はパソコン好きが志望する傾向が強い。
- パソコン好きは人と付き合う機会が少なく人格形成が満足にできていない。
インドア派、陰キャラ、そんなタイプがSEには多いです。
彼らと仕事をするのは骨が折れます。会話がまともにできない人もいて、仕事上連携するのが大変です。
それよりも困るのがキレる人・怒る人です。たまに勘違いした派遣社員が正社員様にキレたりするケースもありますが、こういうのはまだカワイイほう。問題なのはキレる人・怒る人が上司になった場合です。

SEはよくキレるのか?上司になれるのか?
SEはよくキレる?怒る?
そもそもSEという人種の人はキレやすいのでしょうか?よく怒るのでしょうか?
その答えとしてはNoです。SEは性格が悪い人は多いと感じていますが、おだやかな人が多いです。
人間、誰しも怒ったりすることはあります。ただ、仕事に支障が出たり人間関係を破壊するほどのキレる・怒る人というのはSEには少ないです。
キレる・怒るSEというのはまれです。1つの部署に1人いるかどうかぐらいの割合です。
割合的には少ないのですが…確実に存在はしています。それがもし自分と同じプロジェクトで、連携を取らなければならないような箇所だと大変です。
極稀に、キレる・怒る人が上司になってしまう
キレる・怒るSEというのは少ないのですが、さらにごくまれに上司になってしまうというケースがあります。
これがもっとも最悪なケースであって、キレる・怒る上司の罵声をひたすら耐え続けなくてはならなくなります。

SEの理不尽な説教体験談
1日作業が遅れれば、1日中怒られ、2日遅れになって、また怒られる
キレる・怒る上司SEに対して、権力では負けているため反論ができません。
これはわたしの身近であった話なのですが、職場の人が1日の日程遅延で上司に怒られていました。


とわたしなら思ってしまうのですが、人によっては1日の遅延すら絶対に許さないという人もいます。そういうほうがプロジェクトがうまく進むのでしょうかね?
問題なのが、怒っている時間です。おそろしいことに一日中怒り続けていました。これはもう完全にパワハラだろ…と周りの人は思っていたに違いありません。

わたしは思った。1日遅れを1日使って説教するなら、説教した時間で作業手伝っていれば1日の日程遅延は回収できたのでは…?
いやいや、これはわたしのような下っ端SEが考えることではないのかもしれません。上司をはじめとする管理職はディレクション(作業指示)に徹するべきなのでしょう。きっとこの説教時間は必要だったんだ…。
たまったものじゃないが、時には恐怖による支配も必要となる…
圧力をかけて反論させる余地を与えない
キレる・怒る上司は、部下に圧力をかけることを美学としている人もいます。あたかも人材はそうやって操作するものだ、というもの。
最近ではパワハラだのコンプライアンスだので部下・社員にストレスを与えない経営というのが流行っているのですが、ある意味『会社のスパイス』的な存在として1人程度はキレる・怒る上司がいます。
そういうのを遠くから見ている分にはまだ良い方なのですが、同じ部署、同じプロジェクトになると辛いですね。
はっきり言って遠くから他人が怒られているのを見ているだけでもヘコんできます。
キレる・怒る上司も、わざとオープンな場所で部下を叱ります。見せしめの意味でやっているのでしょう。

と言わんばかりです。こういうのを見せつけられると、怒られたことがないわたしでも、この人には反論してはいけないんだな、と思わせられます。
どうしても1つは存在する、恐怖による支配
上述したように、キレる・怒る上司というのは少数ですがいるものです。これは会社をぬるくさせすぎないための経営的な戦略なのでしょう。
- 会社がぬるい。
- 遅刻しても誰も怒らない。
- ミス・バグが出ても誰も怒らない。
そんな状況では会社はダメになっていくばかりです。大切なのは『飴』と『鞭』。
どこかで誰かが汚れ役を買わなければならない。そこでキレる・怒るSEが上司となっていく、ということもあります。
これはIT業界に限った話ではなく、どこの業界も同じでしょう。むしろ、他の業界の場合はもっとキレる人・怒る人はいるはずです。
販売や営業の世界は体育会系が多く、上下関係が厳しいです。SEというのはだいたい草食動物のように温厚ですので、圧力に弱い人からすれば良い環境です。
自分自身も温厚な草食動物だから思うのですが、そんな草食動物の牧場に突然キレまくってる肉食動物が入ってくればパニックです。草食動物たちはみんな食われて全滅します。
誰も歯向かうことができないからこそ、1匹の肉食動物がすぐに調子に乗ってしまうんですよね。キレる・怒る派遣の勘違いSEがぴったりこの例に当てはまります。
派遣SEにとっては一箇所に長く留まることができるということは最大の評価であり、変にプライドが高くなって調子に乗ってしまうケースが多いのです。
うつ病患者が多数続出!
何よりも厄介なのが、キレる・怒る上司の下で働くSEはうつ病発症率が高いということです。
SEはうつ病を発症するリスクの高い職業であると感じています。
- 上司・お客さんからの圧力
- ミスが起きやすい状況にあるソフトウェア開発
- 会社を倒産させるかもしれないリスクを持つバグの存在
每日自分をすり減らしながら仕事をしています。こういった問題を真正面に受け止めるような真面目な人ほどうつ病になりやすいでしょう。
ただでさえメンタルを壊しやすい職業なのに、キレる・怒る上司が追い打ちをかけてきます。

…わかってます。全部わかってます。わかってはいるけど、SEの仕事においてはどうしても不可抗力なミス・バグがあるんです。
たしかにバグを出したい人が悪いのですが、いくら責められたって物理的に時間を圧縮することなんてできませんので、あとは罵声を浴びながらマンパワーで解決していくしかありません。
これに耐えられずうつ病になっていく人は多いです。そういう問題があるということがわかっていても、キレる・怒る上司を切る権限を持つ人がいないのです。
SEが受ける理不尽な説教の対策
このようなキレる・怒る上司の理不尽な説教の対策というのは…

これしかありません。基本的にSEが取れるストレス対策というのはスルースキルを身につける以外にないのです。
何か問題が起きた時に、

と怒る人がいます。ですが、

という具合に割り切ることが大切です。
簡単に割り切ることなんてできませんが、これができないならSEなんて辞めてしまったほうが良いです。
この先長く続けたとしても、どこかでメンタルが潰れるだろうし、かろうじてメンタルが潰れなかったとしても幸福な人生とは言えないでしょう。

まとめ
- SEは温厚な性格な人が多く、キレる・怒る人というのはめったにいない。
- 普通、人格破綻者は上司にはならないが、社員に緊張感を与えるために上司に抜擢されることがある。
- 飴と鞭。ときには恐怖政治も必要。
- キレる・怒る上司の下で働くとうつ病発症率が上がる。
人が怒られるのを見ているというのはあまり気分の良いものではありませんね。

そう思うと夜も眠れませんし、月曜日を迎えるのが怖くなります。
わたしも怒る上司の下で働いたことはあるのですがデバッグ作業中に、

と、わたしに対して罵声を浴びせてきます。この時のわたしは手を震わせながらデバッグしていましたね。原因を突き止めるための最後のワンクリックが怖くて押せなくなりました。…わたしも病気ですかねぇ…。
結果的に不具合の原因はわたしではなく別の人だったのですが…わたしにぶつけられていた怒りがそのまま別の誰かに向けられるというのも良い気分ではありません。…しかし、それ以上に『助かった…』という気持ちのほうが大きかったのを覚えています。