10年SEやってみたけど転職しておけば良かったと後悔している。SE辞めたい!異業種・異業界に転職したい!新人・若手に伝えたいこと

SEを10年続けてみた結果!転職したくてもできなくなった…

SEに必須のスキルはスルースキル

SE悩みあるある

SEに必須なスキルとは?プログラミング?最先端技術?いいえ、スルースキルです!

投稿日:2018年8月3日 更新日:

SEに必須なスキルとはなんでしょう?

たくさんのプログラミング言語が扱えること?むずかしいプログラミングもこなせるスキル?それとも最先端技術であるAIでしょうか?ブロックチェーンでしょうか?

賛否両論はあるかもしれませんが、恐れずに言ってみます。

断言しますが、SEに必須なスキルというのは技術面ではなく精神面、『スルースキル』です!

どんなイヤなことがあってもスルーすることができるスキル。これが何よりも大切です。

なぜSEにはスルースキルが必要なのか?本記事で解説していきます。

SEを取り巻くストレス溜める環境

お客様からの圧力

SEはお客様が抱え問題をソフトウェア開発という手段を使って解決していくお仕事です。

お客様が問題を解決するために、どんな問題を抱えているのか?どんなシステムがあれば解決するのか?ということを聞いていきます。

お客様の要望の中には無理難題がたくさんあります。その中でも無理だ!と思うのは技術的な問題ではなく、費用・日程に関するものです。

こういうシステムがほしいんだけど…できる?来月までに。
…え!?来月ですか?さすがにちょっとそれは…。
じゃあいつならできるの?1ヶ月と1週間?2週間?
…いや、そういう+1週間、2週間の単位ではなくて…ちょっと調査してみないと規模はわかりません…調査時間をください。
じゃあ調査はいつ終わるの?1時間後?2時間後?
…あ、いや、だから、1時間2時間という単位ではなくて…

こんなやり取りが本当によくあります。で、見積もりを提出すると、

は!?なんでこんなに費用も時間もかかるの!?もっと早く!安くやってよ!B社さんにお願いしちゃうよ!?

と怒られます。でも無理なものは無理。SEはこういった圧力に負けてはいけないのです。

精神的に来るところもありますが、スルーしていきましょう。

上司のプレッシャー

今度は上司のプレッシャーです。上司はお客様とはまた違った無茶振りをしてきます。

働き方改革だ。お前ら今日から残業ゼロな。でも仕事量は減らさない。効率を上げて生産性を高めろ

国から言われていることをまんま伝えているだけのような気もします。

残業すれば怒られるし、36協定にひっかかってしまうような残業をすればさらに怒られます。でもどうしたって必要な残業というものはあります。

残業するなって言ってるのになんで残業するんだよ!帰れよ!

ここで帰宅すればリリースに間に合いません…。こういう場合はただひたすら罵声に耐え続けながら仕事をするしかないのです。

罵声を真正面から受け止めるとメンタルが潰れます。やっぱりスルースキルが必要となります。

会社を倒産させるかもしれないバグリスク

わたしがSEの仕事をしていてもっともスルースキルを身につけておかなければならないなと思うのが、バグに対してのものです。

ソフトウェア開発においてバグの発生はつきものです。どんなに腕のいいSEでもバグを埋め込んでしまいます

あなたもいつかどこかできっと見たことがあるはず。駅や空港のシステムが止まってしまったというニュース。

あれもきっとどこかの誰かがたった1行程度ミスっただけなのでしょう。

SEはたった1行間違えただけで数億~数十億円という損失を発生させることがある…

怖いですよね。わたしのたった1回のミスで、わたしが一生稼いでも稼げないようなお金を吹き飛ばしてしまうことがある。それがソフトウェア開発なんです。

わたしの先輩の話ですが、バグによってとある製品を破壊させてしまったことがあります。(制御系、組み込み系は電気系統を制御するため、ごくまれにソフトでハード的な破壊をすることがあります。)

その製品は1台で4,000万円、神奈川県あたりでマンション買えますね。産業機械なのでお高いです。

4,000万円貯金する、ということがどれだけむずかしいことか。一生をかけてようやく貯金できるぐらいの金額ではないでしょうか。

SEなんてやっていなければこんな損失は発生させなかったのに…。

こんな現実をまともに受け止めたら、100%精神は潰れます。わたしも10年SEやっていますが、次は自分かもしれないという気持ちで怯えながら仕事をしています

何があっても他人事♪結局、被害を被るのは会社であって自分ではない♪

という図太さが必要なんです。

土日も心配で休めない

上述したようにSEはバグの発生を恐れています。バグがやっかいなところは、すぐに問題が表面に出てこないというところにあります。

1年前に埋め込んだバグが、今日発見されるかもしれない。

怖いのが、『どういうバグなのか?』ということです。ヘタすると…

バグを埋め込んでから1年経過…今まで表示させていたデータが全部間違ってましたぁ…!!

というパターンもありえます。お客様はうちの製品を使って作業をしていているわけですが、実はその作業がすべて間違っていたということになります。しかも1年分!

場合によっては賠償問題にもなるでしょう。その犯人が自分かもしれない、と思うと怖くてたまりません。

このような問題が今日出るかもしない。明日出るかもしれない…。そう考えると、土日もゆっくり休めないし、月曜日が来るのが怖いんです。

ここでも同じように、『他人事』、『会社の問題』と割り切って仕事をしていくしかありません

うつ病になる人多数!

さて、ここまででSEの仕事がいかにプレッシャーにさらされているかということがわかっていただけたかと思います。

こういった問題はどれだけスキルを高めたとしても問題を完全に回避することはできません超一級のSEだってプレッシャーに潰されて辞めていく人もいます。

たしかに高いスキルを習得するのは大切です。そうすることである程度の問題発生を削減できるでしょう。

ですが、最終的にどうしても求められるのはスルースキル、メンタル面での図太さが必要になってきます。

わたしは10年以上SEをやってきていますが、うつ病を発症して休職になってしまった人、休職と復職を繰り返し、結局SEを辞めていった人も見てきました。

SEを続けていけるかどうかというのはスキルの高さよりもメンタルの強さのほうが重要なのです。

  • すべて他人事
  • 自分の問題じゃない
  • 会社の問題だ

言ってることはクズっぽいのですが、自分を守っていくというのは最低限必要なことなのです。もしうつ病を発症してしまうと、なかなか復帰できません。

うつ病になったからSE辞めるといっても、うつ病を抱えていては他の職業にも付くのが難しいでしょう。うつ病はそもそも発症させないことが何より大切です。

まとめ

  • お客様がプレッシャーかけてくる
  • 上司も味方のフリしてプレッシャーかけてくる
  • バグは会社を倒産させてしまうリスクを保有している
  • そんなバグのことを考えると土日もゆっくり休めない

上記のような問題について、

まともに受け止めるな!スルーしろ!すべて他人事だ!

…というクズっぽい結論を出していますが、本当に大切なことなんです。わたしは冗談ではなく本気で言っています。

とにかく『自分を守る』こと。自分すら守れない人間はSEどころか1人の大人として、人間として未熟であると言えます。

あなたにもきっと家族がいるでしょう。家族に心配かけたり悲しませるような人間は一人前とは言えないのではないでしょうか?

  • この記事を書いた人
sakamoto

sakamoto

10年以上SEを続けている現役のSE。3年は続けろという言葉を信じた結果、3年後にはSEを辞められなくなり、スキルさえ上がればと思い10年続けるもセンスが無く中途半端に仕事ができるばかり。日々、バグを出しながらメンタルをすり減らしながらSE続けてます。

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